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モールテックスってなに?メリット・デメリットについて



 

 

こんにちは٩( ・ω・ )و

外構エクステリア専門店のCENO Exterior&Gardenの中村です!

 

 

突然ですがみなさん、モールテックスをご存知ですか?

 

 

近年徐々に人気を高めているモールテックスですが、物なのか人なのか、動物、機械、何かの材料…単語だけ聞いてもなかなかイメージしづらいですよね。

 

 

ではこちらの写真 ▼

壁は何でできていると思いますか?

 

 

 

 

コンクリート! 、、セメント?

コンクリートとセメントって同じ?

モルタル、、?

 

 

もし私がこの業界にいなければ間違いなくこんな感じで答えていたでしょう。笑

 

 

そう、こちらの壁に使われているのが【モールテックス】です!

 

 

今回は今人気のモールテックスについて、モルタルやコンクリートと何が違うのか、メリット・デメリットをお話していきたいと思います!^^

 

 

 

* 目 次 *

 

 

 

 

モールテックスって何? モルタルやコンクリートとは何が違うの?

 

実はモールテックスもモルタルもコンクリートも全てセメントから作られています。

 

じゃぁ何が違うのか。

 

まずはモルタルとコンクリートの違いから説明していきますね!

 

 

モルタル・コンクリートの違い

 

 

モルタル:セメント+水+細骨材
コンクリート:セメント+水+細骨材+粗骨材

 

 

セメントに水と砂を混ぜてできたのがモルタル。

 

このモルタルにさらに砂利を入れるとコンクリートに変身する!

 

と思ってもらえればわかりやすいかと思います^^

 

 

柔軟性は モルタル > コンクリート

強度面では コンクリート > モルタル

 

 

そのため、モルタルはブロックやレンガなどの下地や仕上げとして。

コンクリートは柱や梁、壁などの構造体として使われることが多いです。

 

 

今回の主役モールテックス!

 

モールテックスは、ベルギーのBEAL社が開発した薄塗りの鉱物性左官塗材のことです。

 

モールテックスはモルタルとほぼ同じ材料でできていますが、さらに特殊な樹脂を混ぜて作られます。

 

モルタルと比べると滑らかで艶があるのが特徴です。

 

モルタルが水を吸収する性質を持っているのに対しモールテックスは水を通さず溶けないという性質を持つため、シャワールームや洗面台、キッチン、プールなど屋内外問わず様々なシーンで採用されます。

 

樹脂を混ぜることによって粘着性・柔軟性が増し、さらに耐久性、防水性、デザイン性を兼ね備えた塗材へと変身したのがモールテックスなのです!

 

 

出典:独特な質感でこだわりの雰囲気を☆モールテックスを取り入れた風景 | RoomClip mag | 暮らしとインテリアのwebマガジン【Room Clip mag】

https://roomclip.jp/mag/archives/73253

 

 

 

ではもう少し詳しく見ていきましょう!^^

 

 

メリット

 

● 防水性

先程説明したように、モールテックスは水を通さず溶けないという性質をもっており、キッチンや洗面所、プールや池など水回りにも広く採用されています。

CENOでも店舗内装や表札など様々なシーンでモールテックスが活躍しています!

 

出典:独特な質感でこだわりの雰囲気を☆モールテックスを取り入れた風景 | RoomClip mag | 暮らしとインテリアのwebマガジン【Room Clip mag】

https://roomclip.jp/mag/archives/73253

 

 

● 耐久性

わずか2~3mmの厚さで塗られるモールテックスですが、その表面強度はなんとコンクリートの5倍!

曲げやたわみにも強く、クラックもほとんど入りません!

万が一ひび割れが発生した場合、モールテックスではなく下地自体のひび割れや伸縮に追従してひびが入ってしまっている可能性が高いので、モールテックスを塗る際はしっかりと下地を作っておく必要があります。

 

出典:モールテックスのひび割れ【対策と対処法】|サカンアート.JP (sakan-art.jp)【SAKANART】

https://sakan-art.jp/column/30/

 

 

● 接着性/柔軟性

接着力が強くどんな素材にも塗りつけることができるため、タイルなど既存の下地の上から直接塗ることも可能です。

既存の下地処理の手間を省けることでゴミが出にくくなるというメリットもあります。

 

 

 

● デザイン性

モールテックスは、デザイン・カラーのバリエーションが豊富なのも特徴です。

ベースの色は白。そこに専用の顔料を混ぜることによって鮮やかな色が生み出されます。

標準のカラー64色に加え、さらに色調に変化を付けることも可能です。

柔軟性があり自由度の高いモールテックスは、塗り手のイメージをそのまま形にできるので、オーナーさんのイメージ、職人さんの腕次第で唯一無二の仕上がりになること間違いなしです!

 

出典:モールテックス | 薄く仕上がるデザインコンクリート、モールテックスをお試しください。 (bealmortex.com)【BEAL】

https://bealmortex.com/ja/

 

 

 

デメリット

 

● 費用が高い

モールテックスは、塗装・乾燥・2度塗り・研磨・オイル/ニス塗布…と施工工程が複雑な上に認定を受けた職人しか扱うことがでません。手間暇をかける分、費用は少しUPしてしまいます。

そのため、屋外や水回りはモールテックス、それ以外はモルタル、というように場所によって使い分けるのも方法のひとつです^^

 

 

● 完成までに時間がかかる

先程説明したように、モールテックスは通常の左官仕上げと比較すると施工工程が複雑です。また、冬は気温が低いため乾燥に時間がかかる等の状況による施工判断が必要となります。

技術のある当社職人など、経験がモノを言います。

 

 

● 定期的なメンテナンス

耐久性や防水性に優れているモールテックスですが、全くメンテナンスがいらないというわけではありません。

美しさを保つためには定期的にオイルやニスを塗り直すなどの定期的なメンテナンスを行い、よりきれいに保てます。

 

 

 

モールテックスの施工例

 

下記、モールテックス施工開始から完成までの様子もご紹介させていただいてます!

こちらも参考にしてみてください^^

 

 

▼ アンソロジー店舗内装工事 前編

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

機能性・デザイン性の両方を兼ね備えたモールテックス。

 

 

最近では壁や床だけでなく家具などにも取り入れられるようになり、より身近にコンクリート調の質感を楽しめるようになりました。

 

 

CENOではモールテックスの施工だけでなく、モールテックス仕上げのおしゃれな家具や雑貨も取り扱っておりますので是非覗いてみてくださいね^^

 

 

▼ モールテックス表札はこちら

 

 

 

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