コンクリートの仕上げ方 刷毛引き/金鏝/洗い出し
皆さん、こんにちは!
外構エクステリア専門店の CENO セノ エクステリア&ガーデンです!
佐賀嬉野店・荒尾店にて、佐賀エリア/福岡南部/熊本北部、その他エリアに渡り、お庭のデザインの設計・工事を行っております٩( ・ω・ )و
本日は朝からずっと霧雨が降り続き、肌寒さを感じますね(>_<)
皆さんも風邪を引かないように気をつけてください( ˘ω˘ )
今回は前回ブログでお話していたように、住宅のお庭の中の様々なシーンで使われている『土間コンクリート』について詳しく書いていこうかと思います!
皆さんはどんな場所でコンクリートが使われているかご存知ですか( ˘ω˘ )?
例えば、道路から玄関までをつなぐ通路(アプローチ)であったり、駐車場で主に使用されます!
多かれ少なかれ、外構工事では生コンクリートを利用して強度のある土間を作成します。
このとき、ただ単にコンクリートを施工するといっても、表面の仕上げ方法により、見栄えや性能が大きく変わってくるのです!!
駐車場やアプローチに土間コンクリートを使用する場合、『家の顔』ともなり得るポイントであるため、どのような表面仕上げのコンクリートになっているかどうかで印象が大きく左右されます(`・ω・´)!
なので、今回は皆さんにこのブログを読んでもらうことで、土間の表面仕上げの種類や、それに伴うメリットやデメリットを知ってもらい、お庭造りの参考にしてもらえたらと思います٩( ・ω・ )و
1.金鏝仕上げ(かなごてしあげ)
金鏝仕上げとは、上記写真のような表面をすべすべにする仕上げ方法です。
生コンクリートを流し込んだ後に、硬化していくのと合わせて数回に分けて平らにしていきます。
最後に、乗っても靴跡がつかない程度に固まった際に、表面の薄いセメント分をしごいて仕上げます。
数回に分けて均すとき、硬化し過ぎると石が沈まなくなってしまったり、表面が固まって綺麗に均せなくなったりしてしまうので、職人の長年の技術が必要です(`・ω・´)!
最もポピュラーな仕上げ方法であり、土間コンクリートというとこの仕上げ方法が採用されます。
表面がすべすべになっているため、散水や掃き掃除による清掃が行いやすい反面、滑りやすいデメリットがあります。
2.刷毛引き仕上げ(はけびきしあげ)
刷毛引き仕上げとは、上記写真のように、ホウキで掃いたような刷毛目(はけめ)をつけた仕上げ方法です。
これも、金鏝仕上げと同様に、生コンクリートを数回に分けて平らに均していき、最後に刷毛の目を付けるのです!
この際、金鏝仕上げをする場合よりも、少し早い段階で最後の仕上げを行います。
それは、刷毛目がくっきりと出るようにするためです!
これにより、滑り止めの機能が加わります。
施工費用が、安価で済むため駐車場などの広い面積にて施工されることが多いです。
刷毛引き仕上げは、金鏝仕上げの反対で掃除が多少しずらくなります。
それは、刷毛の目にゴミやほこりが引っかかってしまうからです。
その反面、滑りにくくなるために安全性が確保されます( ˘ω˘ )
そして、端の部分は欠けにくいように、あらかじめ上記写真のような形状にします。
これを建築業界では、「面を切る」と言います。
コンクリートの角を落とす理由としては、角が直角になっていると、脆いため欠損の恐れがあるのですが、角をあらかじめ落とすことにより、欠損の可能性を減らすことができるためです!
これは、コンクリートの角が欠けやすい性質上どの仕上げの場面でも行う作業です(`・ω・´)!
3.洗い出し仕上げ(あらいだししあげ)
「洗い出し仕上げ」とは、初めて聞く方がほとんどだと思います。
これは、土間コンクリートの上に、色砂利と特殊なセメントを混ぜて硬化する前に表面のセメント部分を洗い、色砂利を浮き出させる手法です。
上記写真のように、砂利の仕上げにすることが可能で、尚且つ滑りにくいという利点を持ちます。
ただ、材料費や手間がかかるため、工事費用は前項のものに比べると高額になってしまいます(´・ω・`)
そのため、アプローチなどの目立つ箇所に、滑り止めと見栄えを意識して施工されることが多いです(^^)
4.スタンプコンクリート
出典:スタンプコンクリート|スタンプクリエイト株式会社 (stampcreate.jp) 【スタンプクリエイト】
スタンプコンクリートとは、土間コンクリートを流し込んだ際に、表面に色をつけた後に型を押し付けて模様をつける技法です!
その他にも、コンクリート表面にコーティングする作業などが伴いますので、洗い出しコンクリート同様、工事金額が高額となります。
また、タイルを貼り付けたような、とても見栄えの良い仕上がりになるばかりではなく、実際にタイルを貼り付けるよりも安価に施工することが出来ます。
ただ、車などの重量物が高頻度にて通行するような場所では、次第に色が薄れたりコーティングが落ちる可能性があるため、あまりオススメはできません(´・ω・`)
スタンプコンクリートは、ここ数年、大規模な工事(デパートやアパートなど)で多く用いられますが、一般住宅で使用されることはほとんどなくなってしまいました。
このように、土間コンクリートの表面の仕上げ方法を変えることにより様々な効果が発揮されます。
それは、見栄えであったり実用性であったりします。
また、それに伴い金額が変動することも忘れてはいけません!
例えば、駐車場などの広い面積の土間を希望の際は、耐久性や実用性を考慮して金鏝仕上げや刷毛引き仕上げを採用し、アプローチや道路から見える箇所は、スタンプコンクリートや洗い出し仕上げのコンクリートにすると、外観や機能性と共にバランスの良い土間が出来上がります。
ただ単に、値段や見栄えだけで安易に仕上げ方法を決めてしまうことはオススメできません!
例をあげるなら、あまり使用しない箇所やほとんど歩行しない箇所は、メンテナンスのしやすい金鏝仕上げを使用し、車や人が歩く箇所に関しては安全性を重視し刷毛引き仕上げを採用するといったプラン作りがオススメです( ˘ω˘ )
下記、CENOでコンクリート施工させていただいたお家です^^
こちらも参考にしてみてください!
いかがでしたか?
皆さんが土間工事をお考えの際は、このブログ記事の内容を思い出してみてください٩( ・ω・ )و
きっと素敵なお庭造りのヒントになるはずです!
CENOセノ エクステリア&ガーデンでは、お家の外構をCADを用いて設計し、エクステリアのプラン提案、工事をしております。
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